べつ‐に【別に】
[副](多く下に打消しの語を伴う)取り立てて言うほどではないさま。これと言って特別に。別段。「—たいした用事ではない」
ベつ‐のう【別納】
[名](スル) 1 ふつう一緒に納めるべきものを別に納めること。「郵便料金を—する」 2 中世、年貢を通常の手続きを取らずに直接、徴収また上納したこと。
べつ‐ばい【別売】
[名](スル)「別売り」に同じ。
べつ‐ばら【別腹】
1 これ以上は食べられない満腹状態でも甘い菓子なら食べられることを、別の腹に入るといった語。「甘いものは—」 2 「べっぷく(別腹)」に同じ。
鼈(べつ)人(ひと)を食(く)わんとして却(かえ)って人(ひと)に食(く)わる
《鼈(べつ)はスッポンの意》自分の力も考えないで人を害しようとして、かえって自分が災いを受けることのたとえ。
べつ‐び【別火】
⇒べっか(別火)
べつ‐び【別日】
別の日。ほかの日。「挙式と披露宴は—に行います」
べつび‐や【別火屋】
穢(けが)れを避けるため、また、穢れにある者が別火の生活をするための家。精進宿(しょうじんやど)・他屋(たや)の類。
べつ‐びん【別便】
別に出す郵便。「—で送る」
べつ‐べつ【別別】
[名・形動]それぞれ違っていること。一緒ではないこと。また、そのさま。「兄弟は—な(の)道に進んだ」「支払いは—にする」