いたどり【虎杖】
1 タデ科の多年草。山野に自生。高さ約1.5メートル。茎にはかすかな紅色の斑点があり、葉は卵形で先がとがる。雌雄異株。夏、白色または淡紅色の小花が円錐状につく。花が紅色のものを特に、明月草(めい...
いとうのこい【イトウの恋】
中島京子の小説。平成17年(2005)刊行。「日本奥地紀行」で知られる英国人の女性旅行家イザベラ=バードと、日本人通訳の伊藤鶴吉をモデルとする。
いぬ‐びわ【犬枇杷/天仙果】
クワ科の落葉低木。暖地に自生。葉は倒卵形。雌雄異株。春、イチジク状の花をつけ、熟すと黒紫色になり、食べられる。こいちじく。いたび。《季 夏》
いら【伊良】
ベラ科の海水魚。全長約40センチ。体はタイに似て、橙赤(とうせき)色。日本中部以南の岩礁に分布。寒鯛(かんだい)。
鰯(いわし)で精進(しょうじん)落(お)ち
やっと迎えた精進落としの宴に、イワシのようないつでも食べられる魚を出す。ずっと耐えてきた努力が報われないことや、つまらないことで努力がむだになることのたとえ。
いわ・す【言わす】
[動サ五] 1 言うように仕向ける。しゃべらせる。「そこまで私に—・すのか」 2 言うことを許す。自由に話させる。「一言だけ—・してほしい」 3 音を立てる。「椅子をがたがた—・す」
いわ‐つつじ【岩躑躅】
1 ツツジ科の落葉低木。高さ約15センチ。葉は茎の先に集まって互生し、広卵形。夏、淡紅色の釣鐘形の小花が咲き、果実は丸く、10月ごろ赤く熟し、食べられる。本州中部から北に分布。 2 岩や石のほと...
いわとやま‐こふん【岩戸山古墳】
福岡県八女(やめ)市吉田にある前方後円墳。全長約135メートル。多数の石人・石馬などが並べられていた。6世紀に大和朝廷に敵対した磐井(いわい)の墓と推定されている。→磐井の乱
いわ‐なし【岩梨】
ツツジ科の常緑小低木。山地に生える。茎は地をはい、葉は長楕円形。早春、淡紅色で釣鐘形の花が数個集まって咲く。実は扁球形で、夏に白く熟し、食べられる。《季 実=夏 花=春》
インスタント‐ラーメン
即席麺の一。麺と調味料が同梱されており、数分のゆで時間で、または熱湯をかけて数分おくだけで食べられるラーメン。