し‐ほう【四方】
1 四つの方角。東西南北の方角。 2 周囲。「—から救いの手がさしのべられた」「五里—」 3 諸地方。諸国。天下。「—を治める」 4 正方形の各辺。「一センチ—」 5 四角。かくがた。 6 四す...
しち‐じゆうか【七自由科】
ギリシャ・ローマ時代からルネサンス期にかけて一般教養の基本となった7科。文法・修辞・弁証法の3学と、算術・幾何・天文学・音楽の4科からなる。自由科。自由七科。リベラルアーツ。
シディサハブ‐れいびょう【シディサハブ霊廟】
《Zaouia Sidi Sahab》チュニジア中部の都市カイルアンにある霊廟。ムハンマドの同志で専属の床屋でもあったアブ=ザマ=エル=ベラウィを祭る。7世紀の創設。17世紀にモスク、神学校など...
した‐べろ【舌べろ】
《方言から。「べろ」も舌の意》舌のこと。したべら。したびろ。
シー‐エス‐ティー‐オー【CSTO】
《Collective Security Treaty Organization》旧ソ連構成諸国による安全保障・領土保全を目的とする条約機構。1992年に集団安全保障条約(CST)として成立、2...
しがく【詩学】
《原題、(ギリシャ)Peri poiētikēs》アリストテレスの著作。現存のテキストは26章からなり、大部分は悲劇論が占める。模倣説(ミメーシス)から始まり、第6章で浄化説(カタルシス)を含...
しかつべ‐らし・い
[形][文]しかつべら・し[シク]《「しかりつべくあらし」の音変化か》「鹿爪(しかつめ)らしい」に同じ。「一一慇懃(いんぎん)に—・く」〈露伴・辻浄瑠璃〉
しかつめ‐らし・い【鹿爪らしい】
[形][文]しかつめら・し[シク]《「しかつべらしい」の音変化。「鹿爪」は当て字》まじめくさっていて堅苦しい。もっともらしい。「—・い顔をする」「—・いあいさつ」 [派生]しかつめらしげ[形動]...
こぶ‐だい【瘤鯛】
スズキ目ベラ科の海水魚。全長約1メートルに達する。体は側扁し、体色は紫赤色。成熟した雄では前頭部が突出して大きなこぶとなる。寒鯛(かんだい)。
こ‐なら【小楢】
ブナ科の落葉高木。山野に自生する。葉は倒卵形で先がとがり、縁にぎざぎざがある。5月ごろ、新しい枝の下部に尾状の雄花、上部に雌花がつく。実は食べられる。材は器具・薪炭用。ほうそ。ははそ。ならしば。なら。