ほうし‐がえり【法師還り】
僧になった人が再び俗人にかえること。還俗(げんぞく)。「—と人や見るらん」〈犬筑波集・春〉
ほうし‐がく【法史学】
過去の法制度、慣行および法観念、法思想などを研究する学問。法制史学。
ほうしがはは【法師ヶ母】
狂言。亭主が酒に酔った勢いで女房を離縁するが、女房は実家へ帰る途中に、「法師(子供)が母恋しや」と狂乱の体の夫と会い、よりを戻す。
ほう‐しき【方式】
ある一定のやり方。定まった形式・手続き。「入札の—を決める」「所定の—に従う」「仮名漢字変換—」
ほう‐しき【法式】
儀式・礼儀などのきまり。作法。「—にかなった茶会」
ほうし‐しょくぶつ【胞子植物】
⇒隠花植物
ほうし‐じょう【放飼場】
屋外で動物を放し飼いにする場所。動物園でいう。
ほうし‐ぜみ【法師蝉】
ツクツクボウシの別名。《季 秋》
ほうし‐たい【胞子体】
世代交代を行う植物で、胞子をつくる無性世代の個体。造胞体。→配偶体
ほうし‐ちゅう【胞子虫】
胞子虫綱の原生動物の総称。寄生性で、栄養は体表を通して宿主から摂取。分裂による無性生殖のほか、有性生殖も行って新宿主への感染型の胞子を形成する。マラリア病原虫・グレガリナ・ピロプラズマなど。