ほしい【糒】
「ほしいい」の音変化。「水に浸した—や」〈菊池寛・俊寛〉
ほし・い【欲しい】
[形][文]ほ・し[シク] 1 自分のものにしたい。手に入れたい。「果物が—・い」「返事が—・い」 2 あることが望ましい。「政府の対応に柔軟さが—・い」 3 (「…てほしい」の形で)そうしても...
ほし‐いい【干し飯/乾し飯/糒】
蒸して乾燥させた保存用の飯。湯や水に浸して食べる。古くは旅の携行食。かれいい。かれい。ほしい。《季 夏》「—に日陰りて鮓(すし)はなれにけり/虚子」
ほし‐いし【星石】
「星屎(ほしくそ)」に同じ。
ほし‐いと【星糸】
飾り糸の一。一定の間隔をおいて玉がついたようにより合わせたもの。
ほしい‐まま【縦/恣/擅】
[形動][文][ナリ]《「ほしきまま」の音変化》思いのままに振る舞うさま。自分のしたいようにするさま。「権力を—にする」「—な空想にひたる」
ほし‐いも【干し藷/乾し藷】
蒸したサツマイモを、薄く切って干したもの。乾燥いも。《季 秋》 [補説]薄切りにせず丸ごと干したものや、棒状に切ったものなどもある。