細(ほそ)く長(なが)く
細々と長く続くさま。物事を地道に持続させるさまをいう。「—生きる」⇔太く短く。
ほそ‐くび【細首】
1 細い首。 2 首をあざけっていう語。「小次郎が—打ち落とし」〈曽我・四〉
ほぞくり‐がね【臍繰り金】
《「へそくり」の「へそ」を「臍」と解して「ほぞ」といったもの。「ほそくりがね」とも》ひそかにためた金。へそくりがね。「二十余年に—十二貫五百目になしぬ」〈浮・永代蔵・一〉
ほそ‐ごえ【細声】
細く弱々しい声。かすかな声。「蚊の、—にわびしげに名のりて」〈枕・二八〉
ほそ‐ごし【細腰】
1 細い腰。特に、女性のしなやかな腰。 2 腰の細くくびれた、帯をしめるあたり。
ほそ‐ざお【細棹】
三味線の種類の一。棹の太さによって3種に分けたうちの最も細いもの。音量も小さい。長唄・小唄などに用いる。→中棹 →太棹
ほそ‐じ【細字】
肉の細い文字。⇔太字。
ほそ‐じょうふ【細上布】
沖縄県宮古島・八重山諸島で産する、カラムシの糸で織った麻織物。
ほそ‐すかし【細透かし】
細い透かし彫り。
ほそ‐たてえぼし【細立烏帽子】
⇒細烏帽子(ほそえぼし)