む‐るい【無類】
[名・形動]たぐいがないこと。比べるものがないほどにすぐれていること。また、そのさま。無比。無双。「—な(の)好人物」「—な(の)音楽好き」
目(め)が眩(くら)・む
1 目まいがする。「—・むほどの高さ」 2 強い光線などのために、一時的に視力を失う。「スポットライトに—・む」 3 心を奪われて判断力がなくなる。「欲に—・む」
胸(むね)が悪(わる)・い
1 吐きけがする。 2 むかむかするほど腹立たしい。「思い出すだけでも—・くなる」
目(め)が飛(と)び◦出(で)る
「目玉が飛び出る」に同じ。「—◦出るほどの高値」
む‐む
[感] 1 物事に気づいたり納得したりしたとき、また感心したときに発する語。「—、なるほど」 2 口をふさいでふくみ笑いをするときの声。「ただ—とうち笑ひていと口重げなるも」〈源・末摘花〉
胸糞(むなくそ)が悪(わる)・い
胸がむかむかするほど不快である。いまいましい。「考えただけでも—・い」
目(め)に角(かど)を立(た)・てる
ひどく怒ってにらみつける。目角(めかど)を立てる。「—・てるほどのことでもない」
むすび‐じょう【結び状】
細く巻き畳んで、端または中ほどを折り結んだ書状。恋文や儀礼に用いられた。結び文(ぶみ)。
ムスカリ【(ラテン)Muscari】
キジカクシ科ムスカリ属の多年草の総称。地中海沿岸を中心に分布し、50種ほどがある。ヒヤシンスに似て花茎を伸ばし、総状に花をつける。よく栽培されるのはアルメニアカム(ルリムスカリ)で、春に紫青色の...
むせび‐な・く【噎び泣く/咽び泣く】
[動カ五(四)]息が詰まるほど激しく泣く。声をのみこむようにして泣く。むせかえる。「—・くような汽笛」