ほ‐や【火屋/火舎】
1 ランプやガス灯などの火をおおうガラス製の筒。「—がすすける」 2 香炉や手あぶりなどの上をおおうふた。 3 火葬場。「もう此方も追付け—へ行く体」〈浄・廿四孝〉
ほや【海鞘】
尾索綱ホヤ目の原索動物の総称。海産で汽水にも生息し、単体、または群体をつくる。単体のものは球形ないし卵形で、岩や海草に固着。体は被嚢(ひのう)で覆われ、入水孔と出水孔とが開く。幼生はオタマジャク...
ほや【寄生】
ヤドリギの古名。「伏し柴に宿れる—のおのれのみときはかきはに物をこそ思へ」〈散木集・九〉
ほ‐や【穂屋】
ススキの穂で屋根を葺いた家。「尾花ふく—のめぐりの一村にしばしさとある秋のみさ山」〈玉葉集・雑一〉