暇(いとま)申(もう)・す
1 休暇を取りたいとお願い申し上げる。「おほやけには、筑紫の国に湯あみにまからむとて—・して」〈竹取〉 2 別れの言葉を申し上げる。「—・して、さらばよとて」〈謡・安宅〉
鶯(うぐいす)鳴(な)かせたこともある
咲き匂(にお)う梅がウグイスを留まらせて鳴かせるように、かつては美しく色香もあって、男たちにちやほやされた時代もあった。
うきた‐の‐もり【浮田の森】
奈良県五條市の荒木神社の森。[歌枕]「かくしてやなほやなりなむ大荒木の—の標(しめ)にあらなくに」〈万・二八三九〉 [補説]のちには、京都市伏見区淀本町の与杼(よど)神社の森にもいうが、平安時代...
うつし‐ざま【現し様】
[名・形動ナリ] 1 気持ちが正常で確かなさま。正気なさま。「—なる折すくなく侍りて」〈源・薄雲〉 2 いつもと変わらないこと。また、そのさま。「おほやけのかしこまりなる人の、—にて世の中にあり...
おぎない‐ぐすり【補い薬】
1 漢方で、精力の衰えを補強するための薬方。また、その薬。補薬(ほやく)。 2 当座の間に合わせに用いる薬。
オイミャコン【Oymyakon/Оймякон】
ロシア連邦東部、サハ共和国の村。インディギルカ川上流部、オイミャコン盆地内にあり、北極圏のわずかに南側に位置する。ベルホヤンスクと並ぶ北半球の寒極の一つとして知られる。
えぶ‐の‐み【閻浮の身】
「えんぶ(閻浮)の身」に同じ。「—なればなほやまず思ひは深し」〈古今・雑体〉
うみ‐の‐パイナップル【海のパイナップル】
ホヤのこと。形状がパイナップルに似ることから。
サン‐アンドレス【San Andrés】
中央アメリカ、エルサルバドル西部にあるマヤ文明の遺跡。首都サンサルバドルの北西約20キロメートル、世界遺産に登録されたホヤ‐デ‐セレンの南西に位置する。マヤ古典期のものと思われる神殿の遺構があり...
しちしゅ‐ふたおき【七種蓋置】
茶道具で、代表的な釜の蓋置の7種。火屋(ほや)・五徳・三つ葉・一閑人・栄螺(さざえ)・三つ人形・蟹(かに)をいう。