ほり‐かえ・す【掘(り)返す】
[動サ五(四)] 1 掘って下の土を上に出す。「田を—・す」 2 前に埋めた所を再び掘る。「道路を—・す」 3 一度結着のついた事柄をむし返して問題にする。「過去を—・す」
ほり‐かわ【堀川/堀河】
京都市街のほぼ中央を南流する川。北区大宮で賀茂川から分流し、南区上鳥羽付近で鴨川に注ぐ。→賀茂川 浄瑠璃「近頃河原達引(ちかごろかわらのたてひき)」の通称。
ほりかわ‐いん【堀川院】
藤原基経の邸。京都堀川の東にあった。のち、円融天皇・堀河天皇の里内裏として使われた。
ほりかわ‐がく【堀川学】
《伊藤仁斎が京都堀川の古義堂で提唱・教授したところから》古義学の異称。
ほりかわ‐じゅく【堀川塾】
江戸時代、伊藤仁斎が京都堀川のほとりの自邸に開いた私塾。古義堂。
ほりかわ‐どおり【堀川通り】
京都市中央部を南北に走る幹線道路の呼び名。通りの西側に西本願寺や二条城がある。全長約7.9キロ。平安京の堀川小路にあたる。
ほりかわなみのつづみ【堀川波鼓】
浄瑠璃。世話物。3巻。近松門左衛門作。宝永4年(1707)大坂竹本座初演というが未詳。不義を犯したお種を、夫小倉彦九郎はやむなく自害させ、京都の堀川で女敵(めがたき)を討つ。近松三姦通物の一。
ほりかわひゃくしゅ【堀河百首】
平安後期の歌集。長治2年(1105)ごろ成立か。堀河天皇の時、藤原公実(きんざね)・源俊頼・源国信らを中心に、当時の代表的歌人の大江匡房(まさふさ)・藤原基俊ら16人が詠んだ百題による百首歌の集...