ほれっ‐ぽ・い【惚れっぽい】
[形]簡単にほれる傾向がある。ほれやすい。「—・い性格」
惚(ほ)れて通(かよ)えば千里(せんり)も一里(いちり)
惚れた相手の所に通うのであれば、遠い道のりも短く感じられるということ。
ほれ‐なお・す【惚れ直す】
[動サ五(四)]もともとほれていたが、あることをきっかけに、ますます魅力的に思う。「きびきびと働く姿を見て—・した」
ほれ‐ぬ・く【惚れ抜く】
[動カ五(四)]これ以上ないというくらい、すっかりほれる。
ほれ‐ぼれ【惚れ惚れ】
[副](スル) 1 すっかり心を奪われて、うっとりするさま。「—(と)するような若武者ぶり」 2 放心したさま。ぼんやり。「苔路のむしろに倒れ臥し、—として明かさせ給ふ」〈伽・のせ猿〉
ほれぼれ・し【惚れ惚れし】
[形シク] 1 何かに心を奪われてぼんやりしている。「夜昼おぼし嘆くに、—・しきまで、御顔もすこし面痩(おもや)せ給ひにたり」〈源・若菜下〉 2 老いぼれている。「—・しくなられたる人、残り少な...
ほれ‐もの【耄れ者】
愚か者。間抜け。「さてさて、そちどもは—や」〈咄・醒睡笑・二〉
ほ・れる【惚れる/恍れる/耄れる】
[動ラ下一][文]ほ・る[ラ下二] 1 (恋愛対象として)心惹かれ夢中になる。恋い慕う。「女に—・れる」 2 人物や物事の魅力にとりつかれ、心を奪われる。心酔する。「心意気に—・れる」 3 (「...
ほ・れる【掘れる】
[動ラ下一][文]ほ・る[ラ下二] 1 土地などに穴・くぼみができる。「雨垂れで軒下の地面が—・れる」 2 地面がくぼんで、植物の根などが露出する。「根が—・れる」