ほうえき‐の‐ほう【縫腋の袍】
両わきの下を縫い合わせて裾に襴(らん)をつけた袍。天皇・文官および四位以上の武官が着用した。闕腋(けってき)の袍に対していう。まつわしのうえのきぬ。縫腋。
ほう‐えつ【法悦】
1 仏の教えを聞き、それを信じることによって心にわく喜び。法喜。 2 うっとりとするような喜び。エクスタシー。「—にひたる」
ほうえつのマグダラのマリア【法悦のマグダラのマリア】
《原題、(イタリア)Maria Maddalena in estasi》カラバッジョの絵画。カンバスに油彩。縦107.5センチ、横98センチ。恍惚(こうこつ)の表情で目に涙を浮かべるマグダラのマ...
ほう‐えん【方円】
1 四角と丸。方形と円形。「水は—の器に従う」 2 兵法で、陣立ての一。敵が鋒矢(ほうし)の備えで突撃してきたとき、それを包みこんで討つようにした円形の陣形。
ほう‐えん【芳縁】
よい因縁(いんねん)。めでたい縁。「先世の—も浅からずや思ひ知られけん」〈平家・三〉
ほう‐えん【法筵】
仏法を説く所。法会・説法の席。法(のり)の筵(むしろ)。
ほう‐えん【法縁】
1 仏法に会う縁。仏縁。 2 法を縁とする慈悲。
ほうえん【保延】
平安後期、崇徳天皇の時の年号。1135年4月27日〜1141年7月10日。
ほう‐えん【砲煙/砲烟】
大砲を発射するときに出る煙。
ほう‐えん【烽煙/烽烟】
のろしの煙。のろし。