ほんちょうどおり【本町通り】
《原題Main Street》ルイスの長編小説。1920年刊。米国中部の田舎町の退嬰(たいえい)的な生活を描く。
ほんちょうにじゅうしこう【本朝廿四孝】
浄瑠璃。時代物。5段。近松半二ほか合作。明和3年(1766)大坂竹本座初演。「甲陽軍鑑」に取材し、中国の二十四孝の故事を配する。廿四孝。
ほんちょうにじゅうふこう【本朝二十不孝】
浮世草子。5巻。井原西鶴作。貞享3年(1686)刊。中国の二十四孝をもじって、日本での親不孝を題材とした20話を集めたもの。
ほんちょうもんずい【本朝文粋】
平安中期の漢詩文集。14巻。藤原明衡(ふじわらのあきひら)撰。康平年間(1058〜1065)の成立か。嵯峨天皇から後一条天皇までの約200年間の漢詩文427編を、「文選(もんぜん)」に倣って39...
ホンチョン‐みさき【ホンチョン岬】
《Hon Chong》ベトナム南部の都市ニャチャン近郊の岬。市街中心部より北約4キロメートルに位置する。波の浸食によってできた崩落寸前の岩のトンネルなどがあり、奇岩がおりなす景勝地として知られる。
ホンツァイタイ【紅菜薹】
《(中国語)》アブラナ科の中国野菜。薹(とう)は赤く、春、黄色の小花を総状につける。つぼみのときの薹・若葉を食用とする。特有の粘りけがある。こうさいたい。
ほん‐つや【本通夜】
通夜が2、3夜に及ぶ場合、葬送の前夜の通夜。→仮通夜
ほん‐つりがね【本釣(り)鐘】
歌舞伎下座音楽の一。小形の釣鐘を撞木(しゅもく)で打つ鳴り物。また、その楽器。時刻を知らせるほか、すごみのある感じを表す。本釣り。
ほん‐づくり【本造り】
原料・材料を吟味し、手間をかけて造ること。また、その品。「—の清酒」
ほん‐て【本手】
1 本来の腕前。持ち前の技量。 2 修業を積んだ腕前であること。また、その腕前。くろうと。「—の将棋指し」 3 囲碁・将棋などの勝負事で、その局面での本筋の手。「ここでは歩(ふ)をつくのが—だ」...