ほんぱ‐しき【翻波式】
平安前期の木彫りの仏像にみられる衣のひだの表現形式の一。大きいひだと小さいひだとを交互に表したもので、その断面が波の翻転するさまに似るところからついた名。
ほんぱ‐ほんがんじ【本派本願寺】
西本願寺の異称。大谷派の本願寺に対していう。
ホンパン【紅幇】
《(中国語)》中国、清・民国時代の秘密結社。哥老会(かろうかい)系。清末に揚子江流域一帯に勢力を広げ、辛亥(しんがい)革命に協力した。青幇(チンパン)と併称される。こうほう。
ほんびのす‐がい【本美之主貝】
マルスダレガイ科の二枚貝。北アメリカ大西洋海岸の原産で、浅海の砂泥地にすむ。殻長約10センチ。殻表は灰白色で同心円状の肋(ろく)がみられる。食用で、クラムチャウダーの具などにする。 [補説]日本...
ほん‐びゃくしょう【本百姓】
江戸時代、田畑・屋敷を持ち、年貢・諸役の負担者として検地帳に登録された農民。農耕のための用水権・入会(いりあい)権を持ち、近世村落の基本階層であった。高持百姓。→水呑(の)み百姓
ほん‐ビロード【本ビロード】
縦横ともに絹糸で織ったビロード。本天。
ほん‐ぴょう【本俵】
年貢や廻米の容量を決めるときに標準とする俵。標準量の米を入れた俵。
ほん‐ぶ【本部】
組織・団体などで、活動の中枢となるところ。また、その置かれてある場所。「捜査—」
ほん‐ぶき【本葺き】
「本瓦(ほんかわら)葺き」に同じ。
ほん‐ぷく【本復】
[名](スル)《「ほんぶく」とも》 1 病気が全快すること。「治療のかいあって—する」 2 配流の地から自国に戻ること。また、前の地位や財産を回復すること。