まち‐あい【待(ち)合(い)】
1 待ち合わせること。また、その場所。 2 男女が密会すること。 3 茶の湯で、茶会での客どうしの待ち合わせや亭主の迎え付けを待つのに使う場所。寄り付き。 4 「待合茶屋(まちあいぢゃや)」の略...
まちあい‐あそび【待合遊び】
待合茶屋に芸者を呼んで遊興すること。
まちあい‐しつ【待合室】
駅や病院などで、時間や順番がくるのを待つ部屋。
まちあい‐せいじ【待合政治】
政治家たちが、待合茶屋の宴席を借りて政治上の裏工作などを密議すること。
まちあい‐ぢゃや【待合茶屋】
待ち合わせや会合のために席を貸すことを業とした茶屋。明治以降は、主として客と芸者に席を貸して遊興させる所。待合。
まち‐あか・す【待(ち)明かす】
[動サ五(四)]来る人を待ちながら、夜を明かす。また、非常に長く待つ。「まんじりともせず一晩—・す」
まち‐あかり【町明(か)り/街明(か)り】
夜、町の家々や店などにともる明かり。
まち‐あぐ・ねる【待ち倦ねる】
[動ナ下一]「まちあぐむ」に同じ。「—・ねた通知がやっと来た」
まち‐あぐ・む【待ち倦む】
[動マ五(四)]うんざりするほど長く待つ。待ちわびる。「便りを—・む」
まち‐あずけ【町預け】
江戸時代、幕府の命令で、罪人の身柄を名主(なぬし)・月行事(がちぎょうじ)・家主・五人組などに預け、監禁させたこと。町内預け。