待(ま)ちに待(ま)った
非常に長い間期待しながら待ちつづけた。「—日がついにやってきた」
まち‐にょうぼう【町女房】
町家の女性。町方の女性。素人(しろうと)女。「気のつくこと、—はまたあるまじき粋(すい)さまなり」〈浮・五人女・一〉
まち‐にん【町人】
「ちょうにん(町人)」に同じ。「鞘なき守り刀を添へて捨てけるを、—拾ひ養育して」〈伽・和泉式部〉
マチネー【(フランス)matinée】
演劇・音楽会などで、昼間の興行。→ソワレ3
まちのいれずみもの【街の入墨者】
長谷川伸原作、山中貞雄監督・脚本による映画の題名。昭和10年(1935)公開。出演、河原崎長十郎、中村翫右衛門ほか。
まちのうた【街の歌】
ベートーベンのピアノ三重奏曲第4番の通称。変ロ長調。1798年の作。名称は、第3楽章の主題に、当時のウィーンで人気を博していた歌劇のアリアを用いたことに由来する。
まちのこ【街の子】
《原題、(ドイツ)Mutter Landstraße》シュミットボンの処女戯曲。1901年初演。日本では森鴎外の翻訳によって知られる。
まち‐のぞ・む【待(ち)望む】
[動マ五(四)]今か今かと心待ちにする。期待して待つ。「朗報を—・む」
まちのはくぶつし【街の博物誌】
河野典生による幻想的短編小説集。昭和49年(1974)刊行。昭和54年(1979)には続編を刊行。
まちのひ【街の灯】
《City Lights》米国の映画。1931年作。監督・脚本・主演はチャップリン。盲目の花売り娘に恋をした放浪紳士が、彼女の目の治療費を稼ぐため悪戦苦闘する姿を描く。