まつ‐かわ【松皮】
1 松の樹皮。 2 「松皮疱瘡(まつかわぼうそう)」の略。 3 「松皮菱(まつかわびし)」の略。
まつかわ‐うら【松川浦】
福島県北東部にある潟湖(せきこ)。長さ7キロメートル、幅1.5キロメートル、水深5.5メートル。太平洋岸にあり、ノリの養殖が行われる。潮干狩り・釣り・海水浴などでにぎわう。風景美を誇り、県立自然...
まつかわ‐がみ【松皮紙】
1 檀紙(だんし)の異称。 2 ⇒松葉紙(まつばがみ)
まつかわ‐じけん【松川事件】
昭和24年(1949)東北本線松川駅付近で起こった列車転覆事件。国鉄および東芝松川工場の人員整理に反対する労組員・共産党員の犯行とされ、一審・二審は有罪となったが、のち裁判への疑問が高まるなか、...
まつかわ‐づくり【松皮作り/松皮造り】
皮つきのままの魚に熱湯をかけ、すぐに冷水で冷やしてから刺身にしたもの。鯛など、皮にうまみのある魚に用いる調理法。皮がやわらかくなり生臭さが消え、食べやすくなる。 [補説]刺身にした際の魚の皮が、...
まつかわ‐びし【松皮菱】
《松の樹皮の割れに似るところから》 1 紋所の名。大きい菱の上下に、小さい菱を重ね合わせた形のもの。 2 文様の名。大小の菱形を連続させたもの。
まつかわ‐ぼうそう【松皮疱瘡】
《かさぶたが重なって、松の皮のようになるところから》悪性の疱瘡。
まつ‐が‐え【松が枝】
松の木の枝。「—の地(つち)に着くまで降る雪を見ずてや妹(いも)が隠(こも)り居るらむ」〈万・四四三九〉
まつがえちょうサーガ【松ヶ枝町サーガ】
芦原すなおの連作短編小説。平成4年(1992)から平成5年(1993)にかけて「オール読物」誌に連載。四国の海辺の架空の町を舞台に昭和30年代の少年の日常を人情味豊かに描く。平成7年(1995)...
まつ‐がえり【松反り】
[枕]「しひ」にかかる。かかり方未詳。「—しひてあれやは三栗の中上り来ぬ麻呂(まろ)といふ奴(やっこ)」〈万・一七八三〉