お‐てうち【御手打ち/御手討ち】
「手打ち3」に同じ。「—に逢ふまでもなく、静めやうありしものを」〈浮・伝来記・七〉
奥(おく)を聞(き)こうより口(くち)聞(き)け
深く心の底を問いただすまでもなく、ふとした言葉の端で本心が知られるということのたとえ。また、物事の真相は手近なところからわかるものだということ。
おじょうさん‐そだち【御嬢さん育ち】
大切に育てられたため、世間にうとく、苦労知らずであること。また、そのような女性。「いつまでも—で困る」
おい‐まく・る【追い捲る】
[動ラ五(四)] 1 激しく追い立てる。徹底的に追い散らす。「どこまでも敵を—・る」 2 (多く「…に追いまくられる」の形で用いる)休む間もなくせきたてる。「仕事に—・られる」
おいかけ‐まわ・す【追(い)掛け回す】
[動サ五(四)]逃げ回るものをあちこち追いかける。また、どこまでもしつこく追いかける。追っかけ回す。「サメが小魚を—・す」
おい‐の‐いってつ【老いの一徹】
老人が、自分の決めたことをどこまでも押し通して、他人の意見を聞こうとしないこと。「—に手を焼く」
しゅう‐がい【臭骸】
1 悪臭を放つ死体。「みじめな—をさらして塹壕(ざんごう)の埋め草になるに過ぎないまでも」〈寅彦・連句雑俎〉 2 汚れたからだ。
十字架(じゅうじか)を背負(せお)・う
耐えがたい苦難、重い負担、消えることのない罪などをいつまでも身に持ち続ける。「裏切り者としての—・う」
論(ろん)を俟(ま)た◦ない
自明であって、論じるまでもない。当然である。「彼の主張が正しいことは—◦ない」
ひ‐にち【日日】
1 日。何日と表される、その日。また、期日。「同窓会の—を決める」 2 日数。ひかず。「締め切りまでもう—がない」