なが‐ね【長寝】
長い間寝ること。いつまでも目を覚まさないこと。
なが‐せんぎ【長詮議】
長々と多人数で相談すること。また、いつまでもまとまらない評定。長評定。「この事の—に日数経てのち」〈折たく柴の記・下〉
しゅく‐ち【縮地】
《「神仙伝」壺公の故事から》仙術によって土地を縮めて距離を短くすること。「—の術までもなく、宏麗の家、離れ離れに四ツ聳えしは」〈露伴・露団々〉
そぞろ‐あめ【漫ろ雨】
小降りだが、いつまでもやまずに降る雨。「あやめ刈る鵺(ぬえ)のうき巣や—/樵花」〈虚栗〉
せん‐さく【穿鑿】
[名](スル)《古くは「せんざく」とも》 1 穴をうがち掘ること。 2 細かなところまで根ほり葉ほりたずねること。また、むやみに憶測してとやかく言うこと。「他人の私生活をあれこれと—する」「—家...
そえ‐に
[連語]…までも。…もまた。「年つもる雪とし聞けば今日—心とけてもいかが見ゆべき」〈弁内侍日記〉 [補説]「そへ」は動詞「添う」の名詞形「添え」か。「に」については格助詞・間投助詞その他の説もある。
ぜひ‐な・い【是非無い】
[形][文]ぜひな・し[ク] 1 当否や善悪の判断にかかわらない。しかたがない。やむを得ない。「—・く中断する」 2 しゃにむに事を行うさま。「かくいふ夫を、逃げてくだるぞと心得て—・くしかりて...
たしな・む【嗜む】
[動マ五(四)] 1 このんで親しむ。愛好する。「酒を—・む」 2 このんでそのことに励んでいる。芸事などの心得がある。「謡曲を—・む」 3 つつしむ。気をつける。用心する。「少しは行いを—・み...
せつ‐げん【雪原】
1 一面に雪が降り積もっている広い地域。《季 冬》 2 高山や極地帯で、降り積もった雪がいつまでも残っている地域。雪田。
是非(ぜひ)に及(およ)ば◦ず
当否や善悪をあれこれ論じるまでもなく、そうするしかない。どうしようもない。しかたがない。やむを得ない。