しろ‐かみ【白髪】
白い頭髪。しらが。しらかみ。「降る雪の—までに大君に仕へ奉(まつ)れば貴くもあるか」〈万・三九二二〉
しろきやま【白き山】
斎藤茂吉の第16歌集。昭和24年(1949)刊。昭和21年(1946)から昭和22年(1947)暮れまで、山形県大石田町に滞在していた期間の作品が中心。
しろたえ‐の【白妙の】
[枕] 1 衣・布に関する「衣」「袖(そで)」「袂(たもと)」「たすき」「紐(ひも)」「領布(ひれ)」などにかかる。「—袖ひつまでに泣きし思ほゆ」〈万・二五一八〉 「—紐をも解かず一重結ふ帯を三...
しろ‐たれ【白垂】
能の仮髪の一。左右の鬢(びん)から肩の下まで垂らす白い毛髪。「遊行柳(ゆぎょうやなぎ)」「実盛」の後ジテなど、老神や老武者の役に使う。→黒垂(くろたれ)
しりゃく‐せん【私掠船】
国王から免許を受け、敵国の船を攻撃し略奪する権利を認められた船。略奪した金品は国王と船長とで分配した。16世紀ごろから19世紀まで、英国をはじめヨーロッパ各国で盛んに利用された。
しりくらい‐かんのん【尻暗い観音/尻食らい観音】
困ったときは観音を念じても、事情がよくなると恩を忘れて、あとのことをかまわないこと。陰暦18日から23日までの六観音の縁日のあと、だんだん闇夜になるのを「尻暗い」といい、それがののしりことばの「...
刃(じん)を迎(むか)えて解(と)く
《「晋書」杜預伝から》竹を割るときに、初めにちょっと刃を当てると下まで容易に割れるように、向かうところ敵のない、勢いの激しいようすをいう。破竹の勢いである。
ジョプリン【Joplin】
米国ミズーリ州南西部の都市。オザーク高原に位置する。1870年代から1920年代まで鉛の採掘で栄えた。ミズーリサザン州立大学、鉱山博物館がある。2011年に竜巻による大きな被害を受けた。
しょとう‐すうがく【初等数学】
数学の初等の部門。ふつう、算術・二次方程式までの代数学、ユークリッド幾何学・平面三角法などをいう。→高等数学
しょぼ‐ぬ・れる【しょぼ濡れる】
[動ラ下一][文]しょぼぬ・る[ラ下二]雨などに、隅々までぬれる。そぼぬれる。「むらさめに—・れて歩く」