ま‐どお【間遠】
[形動][文][ナリ] 1 間隔が、時間的または空間的に離れているさま。「いつしか行き来も—になった」「—に立っている七、八軒の家の前を」〈露伴・観画談〉 2 織り目や編み目、結び目が粗いさま。...
ま‐どお・い【間遠い】
[形][文]まどほ・し[ク] 1 時間的・空間的に離れている。「汽笛が—・く聞こえる」 2 まわりくどい。まわり遠い。「さういふ—・い詮議(せんぎ)より」〈伎・幼稚子敵討〉 [派生]まどおさ[名]
まど‐か【円か】
[形動][文][ナリ]《古くは「まとか」とも》 1 まるいさま。「—な月」 2 穏やかなさま。円満なさま。「甘やかな太陽が—な昼の夢のように輝いて」〈中勘助・鳥の物語〉 [派生]まどかさ[名]
まど‐かけ【窓掛(け)】
窓に掛ける布。カーテン。
まど‐がい【窓貝】
マドガイ科の二枚貝。熱帯の浅海の泥底にすむ。殻長8センチくらい。貝殻は円形で、右の殻は平らで薄く、白色半透明なので、古くは中国で窓ガラスのように用いられた。フィリピンでは風鈴・モビールなどの細工...
まど‐ガラス【窓ガラス】
窓にはめてあるガラス。また、窓用の板ガラス。
まど‐ぎ【窓木】
幹が途中で二つに分かれ、上の方で再び一つになり、窓のようになっている木。山の神がすむ木として、伐採などが忌まれる。
まど‐ぎわ【窓際】
窓に近いあたり。窓のそば。
まどぎわ‐ぞく【窓際族】
会社で第一線のポストからはずされ、閑職に追いやられた中高年サラリーマン。
まど‐ぐち【窓口】
1 官庁・郵便局・銀行・駅などで、外来者に応対し、金銭や書類の受け渡しなどの事務を執る所。 2 外部との折衝をする役。「文化交流の—」