とら‐の‐かしら【虎の頭】
虎の頭の形に模した作り物。それを煮るまねをした湯で産湯を使わせると、子供の穢(けが)れを払い丈夫に育つといわれた。後世の犬張り子はこれに倣ったものといわれる。
トレアドール‐パンツ【toreador pants】
八分丈で、足にぴったり合った女性用ズボン。闘牛士のズボンをまねた形のもの。
とりん‐ぼう【取りん坊】
1 遊里で、遊女をだまして金品を奪う客。転じて、遊女にだまされて多額の金品を奪われる客。とられんぼう。「女郎も—も、あまねく色道の鏡といたしぬ」〈浮・色三味線・二〉 2 遊里で、ひやかし。素見(...
トンネル‐じんぱい【トンネル塵肺】
トンネル工事に従事して大量の粉塵を吸引したことで肺の機能低下をまねく職業病。→塵肺
虎(とら)を画(えが)きて狗(いぬ)に類(るい)す
《「後漢書」馬援伝から》勇猛な虎を描こうとして、犬のようなものになってしまう。力量のない者が、すぐれた人のまねをして、かえって軽薄になることのたとえ。また、目標が大きすぎて失敗することのたとえ。
なすび‐ば【茄子歯】
1 虫歯になり、黒くなった歯。 2 おはぐろをつけた歯。また、なすの実の皮をあてて、おはぐろのまねをした歯。
なぞら・える【準える/准える/擬える】
[動ア下一][文]なぞら・ふ[ハ下二] 1 ある物事を類似のものと比較して、仮にそれとみなす。擬する。なずらえる。「人生を航海に—・える」 2 まねて作る。にせる。なずらえる。「正倉院に—・えた造り」
ながみつ【長光】
狂言。都の盗人が田舎者の持つ長光の太刀をだまし取ろうとして争いになる。仲裁人がその特徴を聞くと、盗人は田舎者の話をまねて答えるが、最後にはごまかしきれなくなって逃げだす。
ナウムブルク‐だいせいどう【ナウムブルク大聖堂】
《Naumburger Dom》ドイツ中東部、ザクセン‐アンハルト州の都市ナウムブルクにある大聖堂。正式名称は聖ペーターとパウル教会。創建は11世紀。ロマネスク様式からゴシック様式への移行期にあ...
トマト‐ケチャップ【tomato ketchup】
トマトピューレにタマネギ・各種香辛料・酢・食塩などを加え、なめらかにすりつぶした調味料。ケチャップ。