ここんてい‐しんしょう【古今亭志ん生】
[1890〜1973]落語家。5世。東京の生まれ。本名、美濃部孝蔵。天衣無縫・八方破れといわれる芸風と生活で、昭和の落語を代表する存在になった。得意の演目は「火焔(かえん)太鼓」「文七元結(ぶん...
ここんてい‐しんちょう【古今亭志ん朝】
[1938〜2001]落語家。3世。東京の生まれ。本名、美濃部強次(きょうじ)。5世志ん生の次男。10世金原亭馬生の弟。入門から5年という異例のスピードで真打に昇進。明快、軽妙な語り口で人気を博...
こしき【轂】
牛車(ぎっしゃ)などの車の輪の中央の太い部分で、放射状に差し込まれた輻(や)の集まっている所。その中心に車軸が通っている。
虎子(こし)地(ち)に落(お)ちて牛(うし)を食(く)らうの気(き)あり
虎の子は、生まれてすぐにでも牛を食うほどの、激しい気性をもっている。すぐれた人物は、幼少のときからその片鱗を示すことのたとえ。
こしもと‐ひさし【腰本寿】
[1894〜1935]野球選手・監督。ハワイの生まれ。慶大の内野手として活躍後、大阪毎日新聞社に入社し、大毎球団の主将となる。大正15年(1926)母校の慶大監督に就任。黄金時代を築いた。
こ‐しょう【湖沼】
みずうみとぬま。陸地に囲まれたくぼ地にできる静止した水塊。湖沼学では、深くて沿岸植物の侵入しないものを湖、浅くて沈水植物の生育するものを沼という。
乞食(こじき)に氏(うじ)無(な)し
人は、生まれながらにして乞食となるのではなく、その人自身の不始末から乞食になるのである。乞食に筋なし。
こじま‐うすい【小島烏水】
[1873〜1948]登山家・随筆家。香川の生まれ。本名、久太。日本山岳会創立発起人で初代会長。山岳紀行に新生面を開いた。著「山の風流武者」「日本アルプス」など。
こじま‐こお【小島功】
[1928〜2015]漫画家。東京の生まれ。本名、功(いさお)。川端画学校などで日本画を学んだのち、独特なタッチのなまめかしい女性を描いて人気を集める。代表作「ヒゲとボイン」「仙人部落」「日本の...
こじま‐はんとう【児島半島】
岡山県南部、瀬戸内海に臨み児島湾を抱く半島。かつては吉備(きび)児島と呼ばれる大きな島だったのが、高梁(たかはし)川・旭川などの沖積作用で近世初期に陸続きになった。主に丘陵性の山からなり、東部の...