セリミエ‐モスク【Selimiye Mosque】
トルコ北西部の都市エディルネの旧市街中央部にあるイスラム寺院。16世紀、オスマン帝国のスルターン、セリム2世により、宮廷建築家ミマール=スィナンの設計で建造された。スィナン自ら最高傑作と称し、...
セマン‐ぞく【セマン族】
《Semang》マレー半島の森林地帯に居住する採集狩猟民。ネグリトの一種族で、背が低く、暗黒色の皮膚をもつ。言語はアウストロ‐アジア語系。セマン。
せんず‐まんざい【千秋万歳】
初春の祝福芸で、宮中をはじめ諸寺・諸家を回ってことほぎをして舞い、祝儀をもらうもの。平安末期に起こり、中世に盛行した。せんしゅうまんざい。《季 新年》
センテンドレ【Szentendre】
ハンガリー北部の町。首都ブダペストの北約20キロメートル、ドナウ川西岸に位置する。14世紀より交易で栄え、15世紀にオスマン帝国の支配から逃れたセルビア人が居住。20世紀初めに多くの芸術家が集っ...
世間(せけん)虚仮(こけ)唯仏是真(ゆいぶつぜしん)
この世にある物事はすべて仮の物であり、仏の教えのみが真実であるということ。天寿国曼荼羅(てんじゅこくまんだら)に記されており、聖徳太子の言葉という。
そうしょう‐せいしき【創傷清拭】
⇒デブリードマン
ゾアーナのいきょうと【ゾアーナの異教徒】
《原題、(ドイツ)Der Ketzer von Soana》ハウプトマンによる小説。1918年1月、文芸誌「ノイエルントシャウ(新評論)」に掲載。
ぞう‐の‐テラス【象のテラス】
《Elephant Terrace》カンボジア北部、アンコールにある遺跡。アンコールトムの王宮の塔門に隣接する。12世紀末、クメール王朝のジャヤバルマン7世により建造。全長約300メートル。王の...
そうそう【葬送】
平野啓一郎の長編小説。19世紀フランスを舞台に、音楽家ショパンと画家ドラクロワの交流を描く。第1部は平成12年(2000)と13年(2001)、いずれも雑誌「新潮」に掲載。単行本は平成14年(2...
そう‐ばな【総花】
1 料亭・遊女屋などで客が使用人全部に出す祝儀。 2 関係者全部にまんべんなく恩恵を与えること。「—的で指針を欠く予算」「—式」