まえばる‐し【前原市】
⇒前原
まえ‐ひょうばん【前評判】
ある物事が行われる前の評判。「—どおりの活躍」
まえ‐び【前日】
当日の前の日。ぜんじつ。「開店の—」
まえ‐びき【前引き】
1 利子など後日支払われるべき分を前もって差し引くこと。 2 客の前に引出物を出しておくこと。また、その引出物。「また—の置物をしけるに」〈太平記・三三〉
まえ‐びき【前挽き】
一人用の縦挽(たてびき)の大鋸(おおのこぎり)。近世初頭より明治時代まで製材に用いられた。
まえ‐びき【前弾き】
邦楽のうちの、弦楽器を伴奏とする声楽曲において、歌の始まる前に弾かれる楽器だけの部分。前奏。
まえ‐びけ【前引け】
⇒ぜんびけ(前引け) [補説]「まえびけ」と読むのは誤り。
まえ‐びろ【前広】
以前。前々。多く「に」を伴って副詞的に用いる。「—に手形せうために呼びにやった」〈浄・女腹切〉
まえ‐ピン【前ピン】
写真で、ピント(焦点)が被写体より手前にずれていること。⇔後(あと)ピン。
まえ‐ぶね【前船】
《「まえふね」とも》江戸時代から明治時代にかけての歌舞伎劇場の観客席で、2階正面桟敷の前面に張り出して作られた席(引船(ひきふね))の最前列。本船(ほんぶね)。