みかん‐いろ【蜜柑色】
ミカンの果皮のような色。鮮やかな明るい橙色。
みかん‐かご【蜜柑籠】
1 ミカンの果実を盛る籠。 2 《多く1が用いられたところから》捨て子の入っている籠。また転じて、捨て子。「出てうせう汝元来—」〈柳多留・初〉
みかん‐しゅ【蜜柑酒】
ミカンの果汁を発酵させて造った酒。また、ミカンの実を焼酎(しょうちゅう)に漬けた酒。
みかんじょう‐か【蜜柑状果】
多くの心皮からできている合成心皮が成熟した果実。外果皮は厚くて多数の油腺をもつ。中果皮は白くやわらかい海綿質。内果皮は薄い皮質の袋をつくり、その中に多数の毛が発達して液汁を含む。ミカン・オレンジ...
み‐かんせい【未完成】
[名・形動]まだ完成していないこと。でき上がっていないさま。未完。
みかんせいこうきょうきょく【未完成交響曲】
《(ドイツ)Unvollendete Symphonie》シューベルトの交響曲第8番の通称。1822年作曲。作曲者没後の1865年ウィーンで初演。第2楽章まで完成、第3楽章が未完成のため、この名...
みかんせい‐こん【未完成婚】
結婚後も夫婦の間で、身体的・精神的理由により性交できない状態が継続していること。主な要因として、男性の性的不能、女性の性交痛などがある。
み‐かんなぎ【御巫】
1 律令制で、神祇官に属し、神事に奉仕した女官。 2 明治4年(1871)神祇省に置かれ、祭典に従事した女性の職。
みがき‐にしん【身欠き鰊】
《「みかきにしん」とも》ニシンをえら・内臓などを取り去って三枚におろし、中骨を落として素干しにしたもの。古くは腹側部分も切り落とし、背肉だけを用いた。欠き割り。身欠き。《季 夏》
み‐がため【身固め】
[名](スル)《「みかため」とも》 1 身じたくを整えること。「—して沢に入る」 2 からだが丈夫になるように加持・祈祷(きとう)をすること。「晴明、少将をつといだきて、—をし」〈宇治拾遺・二〉