みがき‐まるた【磨き丸太】
樹皮をはがしたままの丸太を、表面を滑らかに磨き上げたもの。床柱・丸桁(がぎょう)などに用いる。
磨(みが)きを掛(か)・ける
磨いていっそう美しくなるようにする。転じて、よりすぐれたものになるようにきたえる。「得意の英語に—・ける」
みが・く【磨く/研く/琢く】
[動カ五(四)] 1 物の表面を研いでなめらかにする。「レンズを—・く」 2 こすって汚れをとったり、つやを出したりする。「歯を—・く」「床を—・く」 3 念入りに手入れをして美しくする。「肌を...
み‐がく・る【水隠る】
[動ラ下二]水の中に隠れる。水の中にあって見えなくなる。「—・れてすだく蛙のもろ声に騒ぎぞわたる井手のうき草」〈今鏡・四〉
み‐がく・る【見隠る】
[動ラ下二]見えたり隠れたりする。「尻にさしさがりて、—・れ—・れ行くに」〈著聞集・一二〉
み‐がく・る【身隠る】
[動ラ下二]からだが物陰に隠れて見えなくなる。「とへかしなたまぐしのはに—・れてもずの草ぐきめぢならずとも」〈散木集・九〉
身(み)が黒(くろ)・む
⇒黒む2
み‐がため【身固め】
[名](スル)《「みかため」とも》 1 身じたくを整えること。「—して沢に入る」 2 からだが丈夫になるように加持・祈祷(きとう)をすること。「晴明、少将をつといだきて、—をし」〈宇治拾遺・二〉
み‐がち【身勝ち】
[名・形動ナリ]自分にばかり都合のよいようにすること。また、そのさま。身勝手。自分勝手。「—に見えて見ぐるしく」〈浮・新可笑記〉
み‐がって【身勝手】
[名・形動]他人のことを考えず、自分の都合や利益だけを考えて行動すること。また、そのさまや、そのような態度。わがまま。「—な言い分」「—に行動する」