み‐がてら【見がてら】
[連語]《「がてら」は接続助詞》見ながら。見ついでに。「桜を—散歩する」
み‐がてり【見がてり】
[連語]《「がてり」は接続助詞》「見がてら」の古形。「山辺(やまのへ)の御井を—神風の伊勢娘子(いせをとめ)ども相見つるかも」〈万・八一〉
み‐がね【身金】
自分の金。身銭(みぜに)。「おめえも知ってるとほり、—といふぢゃあなし」〈洒・角鶏卵〉
身(み)が入(はい)・る
一生懸命になる。真剣になる。「暑くて仕事に—・らない」
み‐が‐ほ・し【見が欲し】
[形シク]見たい。→がほし「橘の成れるその実はひた照りにいや—・しく」〈万・四一一一〉
み‐がまえ【身構え】
みがまえること。また、その姿勢。「防御の—をする」
み‐がま・える【身構える】
[動ア下一][文]みがま・ふ[ハ下二]敵や迫りくるものに対し、いつでも対応できる姿勢をとる。また、用心しながら相手になる。「竹刀を持って—・える」「—・えて話を聞く」
身(み)が持(も)た◦ない
体力の限界を越える。健康を維持できない。「こう徹夜続きでは—◦ない」
み‐がら【身柄】
1 人間のからだそのもの。その人自身。「—を預かる」「被疑者の—を送検する」 2 身分。身のほど。「—をわきまえる」
身柄(みがら)を押(お)さ・える
⇒身柄を取る