しょ‐さいいん【初斎院】
卜定(ぼくじょう)された斎王(いつきのみこ)が潔斎のために野宮(ののみや)にこもるまで、宮城内に便利な地を定め、仮に移り住んだ所。
げん‐の‐しょうこ【現の証拠】
フウロソウ科の多年草。山野に自生。葉は手のひら状に裂ける。夏、白色や紅紫色の5弁花をつけ、実は熟すと五つに裂ける。地上部を煎(せん)じて下痢止めなどに用いる。名は、効き目がすぐに現れることに由来...
けん【見】
[音]ケン(呉)(漢) ゲン(呉) [訓]みる みえる みせる まみえる あらわれる [学習漢字]1年 〈ケン〉 1 みる。みえる。「見学・見物・見聞/一見・所見・書見・拝見」 2 人に会う。...
くみ‐した【組下】
⇒組子(くみこ)1
くま‐そ【熊襲/熊曽】
上代の九州南部の地域名。
記紀などにみえる種族。九州南部に勢力を張り、勇猛で大和朝廷に反抗したが、景行天皇の皇子日本武尊(やまとたけるのみこと)に討たれたとされる。 [補説]「くま」は肥後の...
ぐい‐と
[副] 1 強く力を入れて急に引いたり、また、押したりするさま。「襟をつかんで—引く」 2 勢いよく出したり、また、伸ばしたりするさま。「—手を伸ばす」 3 ひと息に勢いよく飲むさま。「—一息に...
クーマ‐こうこがくこうえん【クーマ考古学公園】
《Parco Archeologico di Cuma》イタリア南部、カンパニア州の都市ナポリ西郊にある公園。紀元前8世紀頃、古代ギリシャがイタリア半島ではじめて築いた植民都市クーマエの遺跡があ...
くうちゅう‐やき【空中焼】
本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)の孫、空中斎光甫(くうちゅうさいこうほ)が作製した陶器。楽焼きのほかに、信楽(しがらき)ふうの茶碗を作り、空中信楽と称された。
くおん‐じ【久遠寺】
山梨県南巨摩(みなみこま)郡身延(みのぶ)町にある日蓮宗の総本山。山号は身延山、院号は妙法華院。文永11年(1274)入山した日蓮のために波木井実長(はきいさねなが)らが西谷に小庵をつくったのに...
きり‐び【切(り)火/鑽り火】
1 ヒノキ・モミなどの堅い材に細い丸棒をもみこみ、その摩擦熱でおこす火。 2 火打ち石と火打ち金(がね)を打ち合わせておこす火。 3 旅立ちや外出などの際、火打ち石で身に打ちかける清めの火。「—...