かり‐みや【仮宮】
1 天皇の行幸などのとき、仮にその地に設けられる宮居。行在所(あんざいしょ)。行宮(あんぐう)。 2 御輿(みこし)を臨時に安置する場所。御旅所(おたびしょ)。
かんげん‐さい【管絃祭】
1 広島県の厳島神社で、陰暦6月17日の夜に行う祭礼。神輿(みこし)を船に安置して、海上で管絃を吹奏する。 2 京都府の車折(くるまざき)神社で、5月に行う祭礼。三船(みふね)祭。 [補説]書名...
かわや‐の‐かみ【厠の神】
厠を守護する神。卜部(うらべ)神道では埴山毘売命(はにやまひめのみこと)と水波能売神(みずはのめのかみ)の二神。
かんこう‐さい【還幸祭】
神幸を終えて、本社に戻った神霊を御輿(みこし)から社殿へ移す祭事。
かやりび‐の【蚊遣り火の】
[枕]蚊やり火は下にこもって燃え、また、くゆる意から、「下」「底」「くゆ」などに掛かる。「—下にのみこそもえわたりけれ」〈新勅撰・恋二〉 「—悔ゆる心もつきぬべく」〈拾遺・雑下〉
かん‐なぎ【巫/覡】
《「神和(かんな)ぎ」の意。「かむなぎ」とも表記》神に仕えて、神楽を奏して神意を慰め、また、神降ろしなどをする人。男を「おかんなぎ(覡)」、女を「めかんなぎ(巫)」という。令制では神祇官の所管に...
がん‐しん【含浸】
[名](スル)紙や木材、鋳物に生じる微細な穴などに、液体をしみこませること。「防虫剤を—させた木材」
かんこ‐くさ・い【紙子臭い】
[形][文]かんこくさ・し[ク]《「かんこ」は「かみこ」の音変化。近世語》紙などの焦げるにおいがする。焦げ臭い。「火の廻り気を付よ、—・い」〈浄・碁盤太平記〉
から‐つば【空唾】
1 痰(たん)などの混じらない、つば。からつばき。 2 食べ物を前にしたり緊張したりしたときにのみこむ、つば。なまつば。
かもわけいかずち‐の‐みこと【賀茂別雷命】
京都市北区上賀茂の賀茂別雷(かもわけいかずち)神社の祭神。山城国風土記によれば、母は賀茂建角身命(かもたけつのみのみこと)の娘、玉依姫(たまよりひめ)で、瀬見の小川で、流れてきた丹塗(にぬり)の...