なぞ‐かけ【謎掛(け)】
言葉遊びの一つ。相手が出したお題に対し、臨機応変に他の言葉を挙げ、次いでそれらの共通点を説く。「大辞泉(お題)とかけて銀座4丁目交差点と解く。その心は、どちらも日本最高のじしょ(辞書・地所)」な...
なに‐は【何は】
[連語]《代名詞「何」+係助詞「は」》何やかやは。あれやこれやは。種々のことは。多く地名「難波」に掛けて用いる。「津の国の—思はず山城のとはにあひ見むことをのみこそ」〈古今・恋四〉
なち‐ひまつり【那智火祭】
和歌山県東牟婁(ひがしむろ)郡那智勝浦町の熊野那智大社で7月14日に行われる祭礼。那智の滝へ向かう扇神輿(おうぎみこし)を途中で大松明(たいまつ)が迎え、神輿を火で清める。田楽なども演じられる。...
なびか◦う【靡かふ】
[連語]《動詞「なび(靡)く」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」。上代語》なびき続ける。寄り添い続ける。「玉藻なすか寄りかく寄り—◦ひし妻の命(みこと)の」〈万・一九四〉
なにも【汝妹】
《「なのいも」の音変化。本来「な」は一人称》男が女を親しんで呼ぶ語。あなた。「愛(うつく)しき我(あ)が—の命(みこと)」〈記・上〉
なま‐くちお・し【生口惜し】
[形シク]少し残念である。「いと御心とどめ給へる皇女(みこ)と聞きしをと思ふも、—・しけれど」〈源・若菜上〉
にうかんしょうぶ‐じんじゃ【丹生官省符神社】
和歌山県伊都郡九度山(くどやま)町にある神社。空海(弘法大師)が慈尊院を開いたとき、参道の正面上壇に丹生高野明神社を創建。のち丹生七社大明神・丹生神社の社名を経て現名に改称。主祭神は丹生都比売大...
なゆたけ‐の【萎ゆ竹の】
[枕]「弱竹(なよたけ)の1」に同じ。「—とをよる御子(みこ)」〈万・四二〇〉
な‐むち【汝】
[代]《代名詞「な」+「むち(貴)」から》「なんじ」に同じ。「ああ、—軽の皇子(みこ)」〈孝徳紀〉
アイス‐せんりょう【アイス染料】
不溶性のアゾ染料。繊維にアルカリ水溶液を染みこませ、氷で冷やしながら染着する。冷染染料。