みず‐たま【水玉】
1 水滴が玉の形に丸くなったもの。飛び散る水滴・露のしずくなど。 2 ガラス製の玉の中に水を入れたもの。少女のかんざしなどに用いる。《季 夏》 3 「水玉模様」の略。
みず‐たまうき【瑞玉杯/瑞玉盞】
《「みず」も「たま」も美称》美しいりっぱなさかずき。「三重の子が捧(ささ)がせる—に」〈記・下・歌謡〉
みずたま‐そう【水玉草】
1 アカバナ科の多年草。山野の林下に生え、高さ40〜60センチ。茎の節がやや膨らみ、長卵形の葉が対生する。夏、白い小花を総状につけ、実はほぼ球形で、白い毛が密生する。 2 ホシクサの別名。
みずたま‐もよう【水玉模様】
小さな円形を一面に散らした模様。みずたま。「—のネクタイ」
みず‐たまり【水溜まり】
地上に雨水などがたまっている所。
みず‐たまる【水溜まる】
[枕]水がたまる池の意で、「池」にかかる。転じて人名の「池田」にもかかる。「—池田の朝臣(あそ)が鼻の上を掘れ」〈万・三八四一〉
みず‐ため【水溜め】
水をためておく所。また、ためておくための容器。「畳一帖ほどの深い—の桝があった」〈志賀・暗夜行路〉
みず‐だこ【水蛸】
マダコ科の頭足類。世界最大のタコで、全長約3メートル、体重約30キロになる。体表に細かいしわがあり、腕の間の膜は広い。東北地方以北と日本海のやや深い泥底にすむ。食用。
みず‐だし【水出し】
茶やコーヒーを水に入れ、時間をかけて抽出すること。タンニンが出ず、渋みが少ない。
みずだし‐コーヒー【水出しコーヒー】
水で入れたコーヒー。時間がかかるが、苦みが少なく味の濃いコーヒーになる。ウオータードリップ。ダッチコーヒー。