みずは‐ぐ・む【瑞歯含む】
[動マ四]《瑞歯2が生える意からか》非常に年をとる。みずはさす。「むばたまのわが黒髪はしらかはの—・むまでなりにけるかな」〈大和・一二六〉
みず‐はけ【水捌け】
水の流れ去るぐあい。排水。みずはき。「—をよくする」
みず‐はこべ【水繁蔞】
オオバコ科の水生の一年草。水面下の葉は線形、水面上の葉は長楕円形。ほぼ一年じゅう、白い小花が咲き、花は2枚の苞(ほう)と雌しべまたは雄しべからなる。
みずは‐さ・す【瑞歯さす】
[動サ四]「瑞歯含(みずはぐ)む」に同じ。「—・す八十(やそぢ)余りの老いの波くらげの骨に逢ふぞうれしき」〈今昔・一二・三三〉
みず‐はじき【水弾き】
空気の圧力を利用して水を遠くまで噴出させる仕掛けの機械。竜吐水(りゅうどすい)・水鉄砲など。
みず‐はな【水端】
《「みずばな」とも》 1 水の出はじめのときや部分。また、水量の増す始め。〈和英語林集成〉 2 物事の最初。出はじめ。はじまり。「先んずる敵には—に少し退きて」〈難太平記〉
水(みず)は舟(ふね)を載(の)せ又(また)舟(ふね)を覆(くつがえ)す
《「荀子」王制から》水は舟を浮かべるが、転覆させることもできる。同じものが役にも立てば害にもなること。また、臣下によって君主の盛衰の定まることをいう。
水(みず)は方円(ほうえん)の器(うつわ)に随(したが)う
水は、容器の形によって、四角にも丸くもなる。人は、交友関係や環境によって、よくも悪くもなるというたとえ。
みずはら【水原】
姓氏の一。 [補説]「水原」姓の人物水原茂(みずはらしげる)水原秋桜子(みずはらしゅうおうし)
みずはら‐しげる【水原茂】
[1909〜1982]プロ野球選手・監督。香川の生まれ。高松商業、慶大で投手兼三塁手として活躍し、昭和11年(1936)巨人軍に入団。終戦後4年間のシベリア抑留生活を経て、昭和25年(1950)...