み‐はからい【見計らい】
おおよその見当をつけること。考えて適当にきめること。見つくろい。
み‐はから・う【見計らう】
[動ワ五(ハ四)] 1 時間などのおおよその見当をつける。「食事の済んだころを—・って訪れる」 2 品物などを見て適当なものにきめる。見つくろう。「夕食の材料を—・う」
み‐はか・る【見計る】
[動ラ四]計画する。たばかる。「そこたちの—・りてし給へるならむ」〈落窪・二〉
み‐はぐ・る【見逸る】
[動ラ五(四)]見る機会をのがす。また、連れの人を見失う。「大切の人を—・っては一大事ですと」〈漱石・趣味の遺伝〉 [動ラ下二]「みはぐれる」の文語形。
み‐はぐ・れる【見逸れる】
[動ラ下一][文]みはぐ・る[ラ下二]見失う。また、見そこなう。「愛する者の心を—・れる」〈里見弴・多情仏心〉
み‐はし【御階】
宮中・神社などの階段を尊んでいう語。特に紫宸殿(ししんでん)の南階段。「中将、—にゐ給ひて」〈源・野分〉
みはし‐の‐さくら【御階の桜】
左近(さこん)の桜の異称。
みはし‐の‐たちばな【御階の橘】
右近(うこん)の橘の異称。
み‐はじめ【見始め】
初めて見ること。また、そのもの。初見。
見始(みはじ)めの見納(みおさ)め
初めて見てそれが最後となること。生涯に一度しか見ないこと。