みやこ‐どり【都鳥】
1 チドリ目ミヤコドリ科の鳥。全長約45センチ。頭と背が黒色、腹が白く、足とくちばしが赤い。日本では迷鳥とされるが飛来記録は少なくなく、春秋や冬に海岸でみられ、二枚貝をこじあけて食べる。みやこし...
みやこどり‐がい【都鳥貝】
ユキスズメガイ科の巻き貝。房総半島以南の潮間帯にみられ、貝殻は笠形で、殻径約1センチ。
みやこのじょう【都城】
宮崎県南西部、都城盆地の大半を占める市。もと島津氏支藩の城下町。ラッキョウ・茶の産地。平成18年(2006)1月、山之口町・高城町・山田町・高崎町と合併。人口17.0万(2010)。
みやこのじょう‐し【都城市】
⇒都城
みやこのじょう‐ぼんち【都城盆地】
九州南東部にある盆地。中心は都城市。西を霧島火山群、東を鰐塚(わにつか)山地に限られ、霧の発生が多いのを利用して茶の栽培が行われる。
みやこ‐のぼり【都上り】
地方から都へ行くこと。上京。「この人はじめての—にせしとかや」〈浮・諸艶大鑑・三〉
みやこ‐ばな【都花】
ミヤコグサの別名。
みやこ‐びと【都人】
1 都に住んでいる人。都の人。「—とも覚えぬ事を仰せらるる」〈虎明狂・目近籠骨〉 2 風雅な人。「父に似ずうまれつき—にて、手書き、歌や文このみ習ひ」〈読・春雨・死首の咲顔〉
みやこ・びる【都びる】
[動バ上一][文]みやこ・ぶ[バ上二]都らしくなる。都のものらしい感じになる。「女は爰(ここ)らには余り多く見掛けぬ—・びた扮装(つくり)である」〈魯庵・社会百面相〉
みやこ‐ふう【都風】
都会の風俗・習慣。「舞踏会や音楽会へも少し—が分って来たら連(つれ)て行こうよ」〈露伴・風流仏〉