見(み)る間(ま)に
ちょっと見ている間に。見る見る。またたく間。「—走り去る」
みる‐みる【見る見る】
[副]見ているうちに、ある事が急激に進行するさま。たちまち。見る間に。「火の手が—うちに一面に広がる」「—気温が上がっていく」 [連語]《動詞「みる」を重ねた語》(副詞的に用いて)見ているう...
みる‐め【見る目】
1 見たようす。見た感じ。「—も鮮やかな色」 2 他人の目。他人のおもわく。「人の—が気になる」 3 物事の真偽・優劣を見分ける力。眼力(がんりき)。眼識。「人を—がない」 4 見ること。会うこ...
みる‐め【海松布/水松布】
《「め」は海藻の意》海藻ミルのこと。和歌では多く「見る目」に掛けて用いる。「みつしほの流れひるまを会ひがたみ—の浦によるをこそ待て」〈古今・恋三〉
みるめ‐かぐはな【見る目嗅ぐ鼻】
1 地獄の閻魔(えんま)の庁の人頭幢(にんずどう)。幢(はたほこ)の上に男女の首をのせたもので、亡者の善悪を判断するという。 2 世間のうるさい耳目。「人目を忍べど—、少しも油断はならぬ」〈松翁...
ミルモント‐じょうさい【ミルモント城塞】
《Millmount Fort》アイルランド東部、ラオース州の都市ドロヘダにある城塞。19世紀初頭、英国海軍がナポレオンの侵攻に備えて築いた要塞「マーテルロータワー」の一。元は12世紀にノルマン...
みる◦ようだ【見るようだ】
[連語]《動詞「みる」の連体形+比況の助動詞「ようだ」。近世江戸語》似たものとしてたとえる意を表す。「洗ひ粉の看板を—◦やうに、顔と手先ばかり白い女がゐらあ」〈滑・膝栗毛・初〉 [補説]近世後期...
ミルラ【(イタリア)Mirra】
アルフィエーリの戯曲。1787年の作。歴史的な出来事や伝説、神話に取材した悲劇シリーズ(全19編)の作品のひとつ。ミッラ。ミラ。
ミルラ【(ラテン)myrrha】
没薬(もつやく)。 [補説]作品名別項。→ミルラ
ミールワーム【mealworm】
ゴミムシダマシ科の甲虫、チャイロコメノゴミムシダマシの幼虫。小形動物のえさとして飼育される。食用としても用いられる。ミルワーム。 [補説]同科のコメノゴミムシダマシやツヤケシオオゴミムシダマシな...