みんし【明史】
中国の二十四史の一。明代の歴史を記したもので、清の世宗の勅命により、張廷玉らが「明史稿」を原本にして撰。60年を費し、1739年成立。本紀24巻、志75巻、表13巻、列伝220巻、目録4巻の全3...
みんしこう【明史稿】
中国の史書。清の王鴻緒が勅命によって撰。1723年成立。本紀19巻、志77巻、表9巻、列伝205巻の全310巻で、本紀は未完。勅定を経ないため稿と称される。
みん‐しゃ【民社】
旧制で、官幣社以外の神社、すなわち諸社の称。
みんしゃ‐とう【民社党】
日本社会党を離党した右派の西尾末広らが昭和35年(1960)に結成した政党。民主社会主義を理念とし、国民政党であることを唱える。旧称は民主社会党。同45年現名に改称。平成6年(1994)解党し、...
みん‐しゅ【民主】
1 その国の主権が国民にあること。 2 人間の自由や平等を尊重すること。「—の精神」
みん‐しゅう【民衆】
国家や社会を構成している多くの人々。世間一般の人々。庶民。大衆。「—の生活」
みんしゅう‐けんぽう【民衆憲法】
民間の個人または有志グループが起草した憲法案。明治時代に、自由民権運動の広がりの中で、大日本帝国憲法の制定に先立って作成された、千葉卓三郎らの「日本帝国憲法」(五日市憲法草案)、植木枝盛の「日本...
みんしゅう‐げいじゅつ【民衆芸術】
民衆が作り出す、また、民衆のための芸術。日本では大正中期、大杉栄らによって論じられ、詩壇では白鳥省吾らの民衆詩派が台頭、プロレタリア文学の先駆となった。
みんしゅう‐そしょう【民衆訴訟】
国または公共団体の機関が法規に適合しない行為を行った場合、その是正を求める訴訟。選挙人である資格その他自己の法律上の利益にかかわらない資格で提起するもの。選挙訴訟・住民訴訟など。
みんしゅう‐てき【民衆的】
[形動]民衆に理解され、親しまれるさま。「—な政治家」