むかい‐あわ・せる【向(か)い合(わ)せる】
[動サ下一][文]むかひあは・す[サ下二]互いに正面を向くようにする。向かい合うようにする。「顔を—・せる」
むかい‐おに【向(か)い鬼】
日本の子供の遊戯で、鬼ごっこの一。二組に分かれて陣を作り、陣と陣との間の鬼につかまらないようにして、相手の陣に入りこむもの。
むかい‐かぜ【向(か)い風】
進んでいく方向から吹いてくる風。向こう風。逆風。⇔追い風。
むかい‐からもん【向(か)い唐門】
正面に唐破風(からはふ)のある妻入りの唐門。向こう唐門。
むかい‐がわ【向(か)い側】
「むこうがわ」に同じ。「川の—」
むかい‐ぎし【向(か)い岸】
「むこうぎし」に同じ。
むかい‐ぐるわ【向(か)い郭】
城郭の虎口(こぐち)の向こうへ張り出した郭。
むかい‐ざ【向(か)い座】
1 向かい合って座ること。また、向かい合う形の座席。対座。 2 ⇒客座(きゃくざ)2
むかい‐ざま【向かひ様】
[名・形動ナリ]「向こう様」に同じ。「—に悪口するを」〈盛衰記・三〉
むかい‐しお【向(か)い潮】
船の進行方向と逆の方向に流れる潮流。