むら‐どり【群鳥】
《「むらとり」とも》群がり集まった鳥。
むらどり‐の【群鳥の】
[枕]群鳥が、朝ねぐらを飛び立つところから、「群(むら)立つ」「朝立(だ)つ」「立つ」などにかかる。「—群立ち去(い)なば」〈万・一七八五〉 「—立ちにしわが名」〈古今・恋三〉
むら‐なえ【群苗】
群がり生えている稲の苗。「上野(かみつけの)佐野田の苗の—に事は定めつ今はいかにせも」〈万・三四一八〉 [補説]一説に、「むらなえ」は「点苗(うらなえ)」で、苗代(なわしろ)からひと握りの苗を抜...
むら‐にゅうよう【村入用】
江戸時代、村役人の給料、紙・墨・筆代などの事務経費、道・橋・用水の普請費用など、村の運営上必要とする諸経費。村民に高割りや軒割りで割り当て徴収された。
むら‐にんそく【村人足】
公用のため、村に割り当てられ、駆り出された人足。
むらの【村野】
姓氏の一。 [補説]「村野」姓の人物村野四郎(むらのしろう)村野藤吾(むらのとうご)
むらのおんがくしのろくじゅうそう【村の音楽師の六重奏】
《原題、(ドイツ)Dorfmusikantensextett》⇒音楽の冗談
むらのなまえ【村の名前】
辻原登の中編小説。平成2年(1990)発表。同年、第103回芥川賞受賞。
むらのひだまり【村の陽だまり】
後藤紀一による短編小説。昭和38年(1963)刊行の短編小説集「少年の橋」に収録。
むら‐はずれ【村外れ】
村の中心から少し離れた所。