むらご‐の‐おどし【斑濃の威】
鎧(よろい)の威の一。白地に左右、または上下の一隅を濃淡に威しまぜとしたもの。
むらさき【紫】
1 ムラサキ科の多年草。山地に生え、高さ30〜60センチ。根は太く紫色。全体に毛が密生し、葉は披針形で互生する。6、7月ごろ、白い小花をつける。根は古くから染料に、また漢方で皮膚病や火傷に用いら...
むらさき【紫】
与謝野鉄幹の歌集。明治34年(1901)刊行。
むらさき‐いがい【紫貽貝】
イガイ科の二枚貝。内湾の岩などに足糸(そくし)で付着する。殻長9センチくらい。イガイに似るが、殻頂は丸みを帯びる。ヨーロッパの原産で、日本には昭和初期に船底に付着して渡来。食用。ムール貝。淡菜。
むらさき‐いも【紫芋】
⇒紫薩摩芋
むらさき‐いろ【紫色】
赤と青の中間の色。また、ムラサキの根で染めた色。
むらさき‐うに【紫海胆】
ナガウニ科のウニ。沿岸の岩礁にすみ、やや扁平な球状で殻径5〜7センチ。とげは長く、全体が暗赤紫色から黒紫色。本州中部以南から中国にかけて分布。外形が似て、本州北部から北海道にみられるのはキタムラ...
むらさき‐うまごやし【紫馬肥】
アルファルファの別名。
むらさき‐えもん【紫衛門】
明治・大正のころ、女学生のこと。袴が紫色であったところから、中古の女流歌人赤染衛門の名をもじっていった。→海老茶式部(えびちゃしきぶ)
むらさき‐おどし【紫威】
鎧(よろい)の威の一。紫色の組糸または革で威したもの。むらさきいとおどし。