むきん‐じっけんだい【無菌実験台】
⇒クリーンベンチ
むきん‐どうぶつ【無菌動物】
微生物や寄生虫のまったくいない状態の実験用動物。母胎内から手術で取り出すなどし、無菌環境で飼育して作る。特定の病原体について無菌である場合はSPF動物とよぶ。
むきん‐ばいよう【無菌培養】
細菌やかびなどの微生物が存在しない環境で細胞や種子などを培養すること。
むきん‐びょうしつ【無菌病室】
⇒無菌室1
むぎ【麦】
イネ科のオオムギ・コムギ・ライムギ・エンバクなどの総称。秋に芽が出て冬を越し、夏に開花、結実する。古くから栽培され、食用・飼料として広く利用される。《季 夏》「行く駒の—に慰むやどりかな/芭蕉」
むぎ‐あき【麦秋】
「麦秋(ばくしゅう)」を訓読みにした語。《季 夏》「—や狐(きつね)ののかぬ小百姓/蕪村」
むぎ‐あと【麦跡】
麦を刈り取ったあとの畑。また、刈り取ったあとに残った麦の株。
むぎ‐いい【麦飯】
「むぎめし」に同じ。
むぎ‐うずら【麦鶉】
麦が青々とのびる3〜4月ごろのうずら。繁殖期で、鳴き声が高く、肉は美味。《季 春》
むぎ‐うち【麦打ち】
刈り取った麦の穂を、杵(きね)や殻竿(からざお)で打って実を落とすこと。また、その殻竿。麦搗(つ)き。《季 夏》「—や哥(うた)も連なる姉妹/太祇」