む・く【向く】
[動カ五(四)] 1 その方向に正面が位置するようにする。対する。面する。「上を—・く」「東に—・く」 2 その方向を指し示す。「磁石の針は北を—・く」 3 その方向・状態にかたむく。「気が—...
む・く【剝く】
[動カ五(四)]皮・殻など表面・外側をおおっている物を取り去って中身を出す。「ミカンの皮を—・く」「目を—・く」「歯を—・く」 →剝(は)がす[用法] [可能]むける
[動カ下二]「む(剝)...
むくい【報い/酬い】
1 ある行為の結果として身にはね返ってくる事柄。善悪いずれについてもいうが、現在では悪い行為の結果についていうことが多い。「悪行の—」 2 労苦に対するつぐない。報酬。「何の—も望まないで」〈木...
むく‐いぬ【尨犬】
むく毛の犬。毛のふさふさと垂れた犬。むく。
むく・いる【報いる/酬いる】
[動ア上一][文]むく・ゆ[ヤ上二] 1 受けた事に対して、それに見合う行為を相手に行う。むくう。「恩に—・いる」「努力に—・いる」 2 仕返しをする。むくう。「一矢を—・いる」
むく・う【報う/酬う】
[動ワ五(ハ四)]《「むくゆ」の音変化》「報いる」に同じ。「亡き師の恩に—・う」「—・われない一生」 [可能]むくえる
むく‐え【無垢衣】
袈裟(けさ)のこと。
むく‐えのき【椋榎】
ムクノキの別名。
むく‐げ【毳】
薄く生えた柔らかな毛。にこげ。うぶげ。「髪の生え際の—」
むくげ【木槿/槿】
アオイ科の落葉低木。高さ約3メートル。葉はほぼ卵形で、縁に粗いぎざぎざがある。夏から秋にかけて、紅紫色の5弁花が朝開き、夕方にしぼみ、次々と咲き続ける。中国・インドの原産。庭木などにし、花が白色...