め‐ぐま【目隈】
目のふちをくまどること。目のくまどり。「今ぢゃあ—を入れる者はねえ」〈滑・浮世風呂・四〉
めぐま・れる【恵まれる】
[動ラ下一][文]めぐま・る[ラ下二]《動詞「めぐ(恵)む」の未然形に受身の助動詞「れる」の付いた形から》よい機会・境遇・才能などが運よく与えられる。「天候に—・れる」「弁舌の才に—・れる」「子...
め‐ぐみ【め組】
江戸時代、江戸の町火消しいろは四十八組の一。
めぐみ【恵み】
1 めぐむこと。恩恵。また、いつくしみ。「自然の—」「天の—」 2 キリスト教で、原罪にもかかわらず信仰によって与えられる神の愛による救済をいう。聖寵(せいちょう)。
めぐみ‐の‐あめ【恵みの雨】
1 大地をうるおして草木を生育させる雨。慈雨。また一般に、天の助けのように降る雨。「連戦の選手たちには—となった」 2 神仏の恵みや君恩などが隅々まで行きわたるたとえ。「君が代に民の伏屋もうるふ...
めぐみ‐の‐けんか【め組の喧嘩】
歌舞伎狂言「神明恵和合取組(かみのめぐみわごうのとりくみ)」の通称。
め‐ぐ・む【芽ぐむ/萌む】
[動マ五(四)] 1 芽が出はじめる。芽吹く。「木々が—・む春」《季 春》「—・むなる大樹の幹に耳を寄せ/虚子」 2 ある感情・状態などのきざしが見える。「はやくも破局は十分に—・んでいた」〈里...
めぐ・む【恵む/恤む】
[動マ五(四)] 1 気の毒に思って金品を与える。施し与える。「困っている人に金を—・む」 2 神仏や上に立つ者が人々に恩恵や慈悲を与える。いつくしむ。「道の中国つ御神は旅行きもし知らぬ君を—・...
めぐら・う【巡らふ/回らふ/廻らふ】
[動ハ四]《動詞「めぐる」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」》 1 巡回する。めぐり歩き続ける。「とのゐたしかに—・ひてさぶらはせ」〈浜松・三〉 2 ためらってさまよう。躊躇(ちゅうちょ)する。「...
めぐら‐か・す【回らかす/廻らかす】
[動サ四]「めぐらす」に同じ。「兵略を—・さずといふとも」〈盛衰記・四〉