げんすいばく‐きんしうんどう【原水爆禁止運動】
第二次大戦後に起こった、原水爆の製造・実験・使用の禁止と廃棄を求める平和運動。特に、昭和29年(1954)の第五福竜丸事件を契機に原水爆禁止署名運動が全国的に広まり、翌年8月には広島で第1回原水...
こう‐えい【後栄】
後日の繁栄。将来の栄華。「—を期(ご)する御謀(はかりごと)をめぐらさるべし」〈太平記・二八〉
こう‐さく【工作】
[名](スル) 1 簡単な器物を作ること。また、それを学ぶ学科。「図画—」 2 土木・建築・製造などの工事や作業。 3 ある目的を達するために、前もって他に働きかけたり、計画をめぐらしたりして下...
げきせん‐く【激戦区】
1 立候補者の多い選挙区。「少数の議席をめぐり—となる」 2 同業店が多く建ち並び、売り上げをはげしく争っている地域。また、同業者が多く、競争のはげしい業界。「ラーメン店の—」「新興企業が—に参...
こじょうのびじん【湖上の美人】
《原題、The Lady of the Lake》スコットの物語詩。1810年刊。スコットランドのカトリン湖を舞台に、エレン姫をめぐる恋と武勇とを描いたもの。 《原題、(イタリア)La do...
こしかた‐ゆくすえ【来し方行く末】
[連語] 1 過去と未来。「眠られぬ儘に—を思い回(めぐ)らせば回らすほど」〈二葉亭・浮雲〉 2 通り過ぎてきた方向と、これから行く方向。「はるばる一通りは—野原なり」〈とはずがたり・四〉
こ‐ぜりあい【小競(り)合い】
1 小部隊どうしの戦闘。小規模の戦闘。 2 小さなもめごと。ごたごた。「遺産をめぐる—」 3 取引市場で、相場に大した変動のないこと。小口売買の競り合い。
ごしょのごろぞう【御所五郎蔵】
歌舞伎狂言「曽我綉侠御所染(そがもようたてしのごしょぞめ)」の後半部分の通称。皐月(さつき)をめぐる五郎蔵と土右衛門の鞘当(さやあ)てと、それが引き起こす悲劇を描く。
骨肉(こつにく)相食(あいは)・む
肉親どうしが争い合う。骨肉相争う。「遺産をめぐっての—・む争い」 [補説]他人同士が争う場合には、この句は使わない。
こごめ‐ぐさ【小米草】
ハマウツボ科の一年草。山地の草原に生え、高さ10〜20センチ。葉は卵形。夏、白い小花をつける。いぶきこごめぐさ。