みせ【店/見世】
《「見せ棚」の略から》 1 商品を陳列して売る場所。商店。たな。「—を閉める」「—をもつ」 2 江戸時代、妓楼(ぎろう)で、遊女が通りかかる客を呼び入れる格子構えの座敷。また、その遊女。張見世。...
みせ‐けち【見せ消ち】
《「けち」は動詞「け(消)つ」の連用形から》誤写・誤記の文字の訂正のしかたの一。写本などで、もとの文字が読めるように、傍点をつけたり、その字の上に細い線を引いたりするなどして、誤りであることを示す。
みせ‐じまい【店仕舞(い)/見世仕舞(い)】
[名](スル) 1 店をたたんで廃業すること。商売をやめること。閉店。「営業不振で—する」⇔店開き。 2 その日の営業を終えて、店をしまうこと。閉店。「九時に—する」⇔店開き。
みせ‐びらき【店開き/見世開き】
[名](スル) 1 新しく店を開いて業務を始めること。開店。「駅前にデパートが—する」⇔店仕舞い。 2 店をあけてその日の営業を始めること。開店。「一〇時に—する」⇔店仕舞い。
店(みせ)を畳(たた)・む
商売をやめる。また、その日の営業を終える。店じまいをする。「—・んで国へ帰る」「八時に—・む」
み‐そぎ【禊】
1 身に罪や穢(けが)れのある者、また神事に従事しようとする者が、川や海の水でからだを洗い清めること。 2 陰暦6月晦日(みそか)、諸社で行う夏越(なごし)の祓(はらえ)の行事。《季 夏》
みたおし‐や【見倒し屋】
古着・古道具・屑(くず)などの品物を、安く値踏みして買い取るのを職業とする人。「踏めるものは—へさづけて金にかへ」〈滑・膝栗毛・初〉
み‐たて【見立て】
1 見て選び定めること。選定。「妻の—によるネクタイ」 2 病気を診断すること。また、その結果。「医者の—」「—違い」 3 《2から転じて》こうだろうと予測すること。「日経平均8000円割れはな...
み‐た・てる【見立てる】
[動タ下一][文]みた・つ[タ下二] 1 見て選び定める。選定する。「着物の柄を—・てる」 2 病気を診断する。また、鑑定する。「医者が—・てたところでは軽傷らしい」「絵を—・てる」 3 別のも...
み‐たらし【御手洗】
1 神仏を拝む前に参拝者が手や口を洗い清める所。 2 「御手洗会(みたらしえ)」の略。 3 「御手洗川」の略。「この清川と申すは、羽黒権現の—なり」〈義経記・七〉