そら‐じぎ【空辞宜】
口先だけの、心にもない遠慮。「もう飲(いけ)やせぬ、と—は五月蠅(うるさ)いほど仕ながら」〈露伴・五重塔〉
そら‐なか【空ナカ】
《「ソラナカ」「空中」とも書く》空港内に設けられた商店街。従来からある旅客向けの土産物店や飲食店に加え、有名店を誘致したり限定品を販売したりして、空港そのものを目的とした客も呼び込もうとするもの...
たい‐えい【退嬰】
しりごみして、ひきこもること。進んで新しいことに取り組もうとする意欲に欠けること。「—の風(ふう)がはびこる」「—主義」
だいがくわくもん【大学或問】
江戸中期の経済政策書。熊沢蕃山著。2巻。貞享3年(1686)成立。人君の天職以下22か条にわたって経世済民政策を論じている。幕政批判を含む内容のため、蕃山が下総(しもうさ)国古河(こが)に幽閉さ...
そべ・る
[動ラ四]ごろっと横になる。寝る。→寝そべる「もう—・らしゃりましたか」〈滑・膝栗毛・二〉
たい‐ぼう【大望】
⇒たいもう(大望)
だいとたんちょう【大ト短調】
モーツァルトの交響曲第40番ト短調の通称。1788年作曲。モーツァルトが残した2曲の短調の交響曲のうちの1曲。もう一方の第25番は「小ト短調」とよばれる。
だい‐なごん【大納言】
1 律令制で、太政官(だいじょうかん)の次官。大臣に次ぐ官で、正三位相当。大臣とともに政務に参与し、大臣不参のときは代行した。亜槐(あかい)。亜相。おおきものもうすつかさ。 2 明治初期の太政官...
だい‐じん【大臣】
1 国務大臣または各省大臣の称。→省1 2 律令制で、太政官の長官。太政大臣・左大臣・右大臣・内大臣をいう。おおいもうちぎみ。おとど。おおおみ。
だいこく‐まい【大黒舞】
室町時代から江戸時代にかけて行われた門付け芸の一。正月に大黒天の面をつけて赤い頭巾(ずきん)をかぶり、打ち出の小槌(こづち)を持って門口に立ち、新作した祝いの詞(ことば)を歌いながら舞う。民俗...