奢(おご)る者(もの)は心(こころ)嘗(つね)に貧(まず)し
《「譚子化書」倹化から》ぜいたくをする者は、かえって満ち足りた思いをすることがなく、さもしいものだ。
おさな‐らし・い【幼らしい】
[形]いかにも幼げだ。子供っぽい。「おもしろい談(はなし)をといって打解けて—・くねだった」〈鏡花・高野聖〉
おこ・す【興す】
[動サ五(四)]《「起こす」と同語源》 1 ひっそりしていたものを目立つ状態にする。衰えていたものを再び勢いづかせる。「家を—・す」「国を—・す」「弓道を—・す」 2 「起こす4」に同じ。「俳句...
おか‐よい【陸酔い】
[名](スル)船に乗っていた人が、下船後もしばらく体が揺れているように感じること。→船酔い
お‐はむき【御歯向き】
へつらい。お世辞。ご気嫌取り。「もしうっかりしたことを—に云えば、抜きさしならないことになりそうだ」〈幸田文・流れる〉
思(おも)いも寄(よ)ら◦ない
思いつきもしない。全く予想しない。「試験に落ちるとは—◦なかった」
かけ‐せん【掛(け)銭/賭(け)銭】
1 頼母子講(たのもしこう)や無尽などで積み立てていく金。掛け金。 2 中世、領主が領民に課した課銭。 3 勝負事にかける金銭。
かお‐げい【顔芸】
おもしろい表情をつくって人を笑わせる芸。
かか・げる【掲げる】
[動ガ下一][文]かか・ぐ[ガ下二] 1 人目につく高い所へ上げる。また、手に持って高く差し上げる。「国旗を—・げる」「たいまつを—・げる」 2 新聞・雑誌などの、目立つ場所に載せる。目立つよう...
かえるか‐げんしょう【蛙化現象】
心理学で、好意をもつ相手が、自分に好意をもち始めると、相手に嫌悪を感じる状態。嫌われるかもしれないという不安から起こる自己防衛とみられている。 [補説]名称はグリム童話「蛙の王様」に由来するが、...