かい‐たおり【掻い手折り】
折れ曲がること。特に、道が曲がる所。「牛の逸物にて辻の—などを、おもしろくありきまはりければ」〈十訓抄・一〉
がいかんえんじょ‐ざい【外患援助罪】
外国から武力行使されたときに、その国の軍に参加したり協力したりする罪。刑法第82条が禁じ、死刑または無期、もしくは2年以上の懲役に処せられる。
おもい‐き‐や【思いきや】
[連語]《動詞「おもう」の連用形+過去の助動詞「き」+係助詞「や」》 1 …と思ったところが意外にも。「直ったと—またすぐに壊れてしまった」 2 …と思っただろうか、思いもしなかった。「—夢をこ...
おも・う【思う/想う/憶う/念う】
[動ワ五(ハ四)] 1 ある物事について考えをもつ。考える。 ㋐判断する。信じる。「これでよいと—・う」「そうは—・わない」「自分の—・ったとおりに行動しなさい」 ㋑決心する。決意する。「新しく...
面白(おもしろ)狸(たぬき)の腹鼓(はらつづみ)
《「面白」を「尾も白」と解釈し、「狸」と続け、「狸」にかけて「腹鼓」と続けたもの》「おもしろい」をしゃれていった言葉。
おもい‐や・る【思い遣る】
[動ラ五(四)] 1 他人の身の上や心情を推し量って、同情する。また、配慮する。「被災者の生活を—・る」 2 遠く隔たっている人や物事を思う。思いをはせる。「故郷の母を—・る」「老後を—・る」 ...
おも‐ちち【母父】
母と父。父母。あもしし。「—に妻に子どもに語らひて」〈万・四四三〉
おもい‐つき【思い付き】
1 思いついたこと。ふと浮かんだ考え。「なかなかいい—だ」「—で行動されては迷惑だ」 2 いい考え。おもしろい着想。「お前の言って来て呉れた下宿屋は至極—だと思う」〈虚子・続俳諧師〉
おも‐しろ・い【面白い】
[形][文]おもしろ・し[ク]《もと、目の前が明るくなる感じをいった語》 1 興味をそそられて、心が引かれるさま。興味深い。「何か—・いことはないか」「仕事が—・くなってきた」「この作品は—・く...
おも・る【重る】
[動ラ五(四)] 1 病気が重くなる。「この山の上で夫の病気が—・りでもしたら」〈藤村・破戒〉 2 目方が重くなる。「そま山の梢(こずゑ)に—・る雪折れに」〈新古今・雑上〉