み‐もと【御許】
相手を敬って、そのそば近くをいう語。女性が手紙の脇付に用いることもある。おもと。おんもと。「鈴木様—に」「—に候はばやと」〈末灯鈔〉
ふく‐にん【復任】
[名](スル) 1 再びもとの官職・役職に任ぜられること。 2 律令制で、父母の喪にあって官職を解かれていた官吏が、喪があけてもとの職に復すること。→服解(ぶくげ)
へい‐か【平価】
1 IMF体制のもとで、加盟国が自国通貨の価値を金または米ドルで表示した交換比率。1973年、変動為替相場制に移行したので、現在は用いられていない。IMF平価。為替平価。 2 金本位制度のもとで...
たち‐かえり【立(ち)返り/立(ち)帰り】
[名]行ってすぐに帰ること。「—にもと思へども、おのづから日頃経ることも」〈浜松・二〉
[副] 1 折り返してすぐに。手紙などを受け取ってすぐに返事を返すさま。「御返しに…鳥の声は孟嘗君のに...
へん【返】
[音]ヘン(慣) [訓]かえす かえる [学習漢字]3年 1 もとの方に戻る。かえる。「返路/往返」 2 もとに戻す。かえす。「返還・返却・返金・返済・返事・返信・返品・返礼/不返」 3 はねか...
ほう‐けい【宝髻】
1 仏像で、菩薩(ぼさつ)が頭上に結んでいるもとどり。 2 奈良時代、律令制で五位以上の女子が礼服のときに頭上に結んだ理髪の様式。また、髪の髻(もとどり)に挿す金銀珠玉の髪飾りもいう。
フランスりょう‐ポリネシア【フランス領ポリネシア】
《Polynésie française》南太平洋のポリネシアのうち南部のソシエテ諸島・トゥアモトゥ諸島・マルケサス諸島などからなるフランスの海外領土。首都はタヒチ島のパペーテ。トゥアモトゥ諸島...
ぼうず‐めくり【坊主捲り】
百人一首の読み札にかかれた絵を用いてする遊戯。裏返しにつみ重ねた札を各自が順に1枚ずつ取って手もとに置き、坊主の絵を引いたときは手持ちの札をすべて場に出し、姫の札を引いたときは場の札を全部自分の...
べい【袂】
[音]ベイ(漢) [訓]たもと 衣服のそで。たもと。「袂別/分袂・連袂」
ふゆのひ【冬の日】
江戸前期の連句集。1冊。山本荷兮(やまもとかけい)編。貞享2年(1685)刊。芭蕉の指導のもとに尾張の蕉門が催した歌仙5巻と追加6句からなる。俳諧七部集の一。