すわえ【楚/楉/杪】
《「ずわえ」「すばえ」とも》 1 木の枝や幹からまっすぐ伸び出た、若く細い小枝。すえだ。「ほそき—をしてさし寄せむに」〈枕・二四四〉 2 刑罰に用いるむち。しもと。「毎(つね)に九百段の鉄の—も...
スリナム【Surinam】
南アメリカ北東部の国。正称、スリナム共和国。首都はパラマリボ。もとオランダ領ギアナで、自治領を経て1975年独立。主産物はボーキサイト。人口60万(2020)。
すずのや【鈴屋】
本居宣長(もとおりのりなが)の書斎の名。部屋に鈴がかけてあったところからいう。三重県松阪市に保存されている。
すずか【鈴鹿】
三重県北部の市。中心の神戸(かんべ)は、もと本多氏の城下町。和服の模様染めに用いる伊勢型紙の産地。西部に鈴鹿サーキットがある。人口19.9万(2010)。
すず‐やか【涼やか】
[形動][文][ナリ] 1 すがすがしく、さわやかなさま。「—な目もと」「美しき方は声まで—に」〈紅葉・二人女房〉 2 いかにも涼しそうなさま。「—な浴衣姿」 [派生]すずやかさ[名]
す‐じょう【素性/素姓/素生/種姓】
1 血筋。家柄。また、生まれ育った境遇。生まれ。育ち。「—を明かす」「氏(うじ)—」 2 来歴。身もと。 3 出所。由緒。いわれ。「—の確かな品」
すずめ‐ずし【雀鮨】
小鯛(こだい)を背開きにして、腹に鮨飯を詰めた鮨。もとは江鮒(えぶな)を用いた。大阪・和歌山の名物。形が雀のようにふくれているのでいう。《季 夏》「蓼(たで)の葉を此君と申せ—/蕪村」
すずろ【漫ろ】
[形動][文][ナリ]《「そぞろ」と同語源》 1 (多く「すずろに」の形で)あてのないさま。また、これといった理由・目的のないさま。漫然。「人をして—に尊敬の念を起こさせる」〈倉田・愛と認識との...
すざか【須坂】
長野県北東部の市。もと堀氏の陣屋町。明治以後は製糸工業、第二次大戦後は電子工業が中心。リンゴ・ブドウの産地。人口5.2万(2010)。
スタリー‐スモコベツ【Starý Smokovec】
スロバキア北部の地名。タトラ山脈のふもとに位置し、国立公園に指定されているビソケータトリへの観光拠点として知られる。タトラ電気鉄道やケーブルカーの駅がある。